2007-01-01から1年間の記事一覧

浅瀬

昨夜はロンドンから一時帰国中の友人を囲んで本郷の「浅瀬川」へ。およそ2年ぶりぐらいのちゃんこ鍋だが、ここは鳥出汁の透明スープが格別に美味しい。美食にはあまり興味がない僕が、唯一断続的にでも通い続けているお店。さくっとしたさつま揚げもまた旨…

暇なし

編集(雑務担当)に関与している(学術)雑誌、前半戦がちょっと前に終わった(奇跡的にミスなしだと思ったら、やっぱりミスがあったことが判明した…)と思ったら、またすぐに後半戦が始まり、この年末にちょっと遅れて入稿を迎える。年明けからまた校正に追…

声の権能

先週土曜日のシンポジウムをなんとか無事に終えて、懇親会でもそこそこ歓談し、ようやくこの年末の難関の一つをクリアした、とほっとして帰宅したら気のせいか喉が痛い。そのまま眠って、日曜の朝に起床してからもまだ喉が痛いので、これはどうやらここ2ヶ…

ラストミニット

さて、本日も今週の授業がみな終わる。授業そのものは来週もあるが、今から今週末のイベントに向けて最終準備にかからないと。ところで、不思議な話、今回のイベントのテーマについては、(専門分野の異なる)仕事場の同僚たちからもけっこう「面白そう」と…

一体主義(ユナニミスム)とは何か?

昨晩のうちになんとか初稿を書き上げたので(まだまだ準備するべきことは山積なのだが)、本日はちょっとリラックスして授業準備・レポートコメントの合間に読書。ここ数ヶ月という短期間のあいだにぱらぱらめくった書物のうち、3冊までもが、20世紀初頭フ…

運命の手

この週末はほぼ缶詰状態で発表原稿を書く。ようやく半分程度だが、こっからが山場。退屈なのでブログでも。これは知る人ぞ知るというくらいのことなのだが、私の主な弱点は「皮膚が弱い」、ということである。昨年度まではホワイトボードにマジックで板書す…

writer’s block

何かを書き出そうとすると、いつものことながらwriter's blockにはまって、無為に時間ばかりが過ぎてゆく…うう、この時間帯がいちばん勿体無いのだが、まあ、日常茶飯事か。しかしそろそろまとめに入らねばならない時期なんです。ちなみに、ウィキペディアを…

ダイエット

現在、イギリスの某所にて太りすぎのハリネズミがダイエット中、というニュース。

狂気の鎧に身を固めて

Armed with Madness (Penguin Modern Classics)作者: Mary Butts,Stephen Heath出版社/メーカー: Penguin Books Ltd発売日: 2001/06/07メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログ (1件) を見る 2001年6月の出版になっているから、実に6年も前のことにな…

本日のつぶやき

あまり文学には縁が無さそうな若者たちだなあ、と思っていたら、本日とつぜんそのうちの1人が「ジェイン・オースティンのような普通のものが読みたいです」とつぶやいているのを耳にしてちょっと軽いショック、を受けてしまった私は、もしかしたら、最近、…

日帰り出張その3

というわけで、昨日夜遅くまで準備していた勤め先の営業に行ってきた。場所は あ、駅の看板が小さすぎて見えないか。足利である、足利。一昨日あたり、栃木に営業に行くんだ、と電話で母親と話をしていたら、実は母方の祖父は足利の出身者だったことが判明。…

アフリカの太陽

昼過ぎ、書類仕事が多すぎて煮詰まってきたので散歩に出て、そのついでに近場にあるちょっと良さそうなカフェでコーヒーを飲む。スワヒリ語で「太陽」を意味するお名前だそうで、「モダン・アフリカン」がコンセプトになっているという話。店内にはアフリカ…

陰謀理論

「来年のことを話すと鬼が笑う」らしいのだが、その用事もあって午前中出勤、その後、夕方から御茶ノ水に出向いて印刷所から郵送されてきていた書類を回収。3校ともなるとそろそろ大詰めか。もう誰もいないかと思ったら、まだ事務員さんたちが居て黙々とお…

肝臓

いや、先週末から今週頭にかけては、なんだかよく分からないがかなり飲み続けてしまった。でも、実際僕はそれでもセーブしている方で、もっと無制限に飲んでいる方々はいらっしゃるから、やっぱり体力が違うのかな。 やはり人の話を聞くのは刺激になる。楽し…

みにくい感情

Ugly Feelings作者: Sianne Ngai出版社/メーカー: Harvard University Press発売日: 2007/03/01メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログ (1件) を見る 本日届いた本。内容はともかく、この装丁は良い。Marcel Dzamaというアーティストのイラストを使っ…

猫の大虐殺

本日も御茶ノ水で夕方まで作業。資料の送付を引き伸ばしたら、「遅い」ともんくを言われる。ふう。明日も仕事。 猫の大虐殺 (岩波現代文庫)作者: ロバートダーントン,Robert Darnton,海保眞夫,鷲見洋一出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2007/10/16メディア:…

世紀魔2

Wisps of Violence: Producing Public and Private Politics in the Turn-Of-The-Century British Novel作者: Eileen Sypher出版社/メーカー: Verso発売日: 1993/12/17メディア: ハードカバーこの商品を含むブログ (1件) を見る マシュレーとかを使った、な…

味噌

昨日も御茶ノ水の某事務所にて作業。資料作りでパソコンとにらめっこをする時間が格段に増えたからか、最近また目が悪くなった気がする…。そろそろ新しいメガネを作る時期か。 帰りにふたたび「二葉」にて、今度は味噌ラーメンを食す。ここしばらく食べたな…

切手張り

午後から夕方までお茶の水で仕事。文書を作成し、封筒に入れて、切手を張り、ポストに投函する。なんとういうか、実にアナログな一日だった気がする。 「二葉」という店で「味噌和えそば」というものを食す。美味しかった、が、食べ方を間違えたのかもしれな…

華のある暮らし

一日中返却用レポートのコメント書き。 普段、観葉植物などを購入するような性癖を持たない自分なのだが、そこのところをよく弁えている友人が気を利かせて、先日寓居を訪問がてら花の鉢植えを持ってきてくれたのであった。毎日水をやっていたら、徐々に咲き…

夜の三味線弾き

仕事場から最寄り駅まで歩く途中に、比較的大きな噴水のある公園があるのだが、今日の夜、仕事帰りに通りかかったら、謎の三味線弾きがベンチに腰をかけて高らかな音色を奏でていた。練習かな? 風情があって良いんだけど、もっと真夜中だったらちょっとコワ…

ニュージーランド原産、 "Kune Kune" という種類の豚の写真。しかし、発音をカタカナにしても、「クネクネ」とはならないらしい。いや、だからどうしたというわけではないのですが…。

東京のおまつり

徒歩で10分もしない近所にちょっとした神社がある。ふだんは閑散としていつつも巨樹の木陰が気持ちよく、ときどき散歩に出かけたりもするのだが、今週末はおまつりでにぎわっていた。もともと関東の郊外住宅地の出身で日常生活で伝統とか地縁とかに触れるこ…

人質

秋はおまつりのシーズンであるらしく、9月に入ってからほぼ一週間毎に近所のどこかの神社でおまつりをやっている。今日も太鼓の音が…。9月末には某神社で流鏑馬をやるらしい。ちょっと見てみたい。 マオ2作者: ドンデリーロ,Don Delillo,渡辺克昭出版社/メ…

見える

もやしもん(1) (イブニングKC)作者: 石川雅之出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/05/23メディア: コミック購入: 16人 クリック: 846回この商品を含むブログ (1111件) を見る おそまきながらはじめて読んだ。うん、面白い。身近な異世界の話。 近くの「卓球…

落ちる男

Falling Man作者: Don DeLillo出版社/メーカー: Scribner発売日: 2007/05/15メディア: ハードカバーこの商品を含むブログ (5件) を見る 読了。一週間ほど前に帰りの飛行機のなかで読み始めたものだったが、物語性に乏しく断片的な構成になっているので、あい…

親密さ

関東は台風が来るというので出かける用事は早めに済まし、家でブログを書く。読んだ論文2篇。●竹村和子「〈テロリストの身体〉のその後――『カサマシマ公爵夫人』の終わり方」『英語青年』2006年9月 ●都甲幸治「テロリズム・カルト・文学――ドン・デリーロの_…

餃子

宇都宮に日帰り出張。帰りに「宇味亭」(うまいてい)にて餃子を食す。ある程度は予想していたものの、宇都宮の街全体が餃子に染まっているようで、駅前には「餃子の像」まであるらしい。写真は撮らず、残念。良さそうな街なので、またゆっくり訪れたい。 東…

スイス、ドイツ国境近くの「ラインの滝」。遊覧船に乗って滝のど真ん中に立つ岩にのぼりに行くことができるようになっているが、さすがの水量に削り取られていつ崩れ落ちてもおかしくないように見える。

休暇中に読んだ本②

Terrorist: A Novel作者: John Updike出版社/メーカー: Random House Trade Paperbacks発売日: 2007/05/29メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログ (1件) を見る こっちはおもに帰りの飛行機のなかで読む。テロ小説シリーズその①の予定。ジョン・アッ…