みにくい感情

Ugly Feelings

Ugly Feelings


本日届いた本。内容はともかく、この装丁は良い。Marcel Dzamaというアーティストのイラストを使っているらしいが。


2人の人物が向き合って、互いに拳銃を向けている。男のほうは、ワニに似た爬虫類のような緑色の頭部をしていて、一瞬「お面?」とも思うのだが、よく見ると拳銃を持つ彼の手も同じ緑色をしているので、やはり地肌なのだろうか。女性の上半身ほうはショート・ヘアにヘルメットのような帽子をかぶった、1920年代風のファッション。ところが、彼女の下半身は猿のような、赤ん坊のような、顔をしかめた無数の怪物の群れに変身して、男にいまにも襲いかかろうとしている(実際、そのうちの一匹はもう男の足に噛みついて、ズボンに血を滲ませている)。


マンガ的にも見えるのだが、見れば見るほど、胃の腑のあたりがむずむずしてくる、まさに、「みにくい感情」という感じ。鈍い緑色もよくあっている。


昨日のミスがひとつ発覚。うーん、どんだけ気をつけていたつもりでも出るなあ…。先生、すいません。