実践批評?

昨日は某会ではじめて司会なるものをやらせていただくが、ただの脇役なのにムダに緊張して、いつもの悪い癖(やたら早口になる)が出たと思い、あとでひとり反省。そういえば、詩のセッションのほうでは「素朴批評への回帰」なる話題が出ていたが、今日の散策ついでに立ち寄った書店で、以下の本の翻訳を目撃し、驚愕する。


実践批評―英語教育と文学的判断力の研究

実践批評―英語教育と文学的判断力の研究


英語初版からいったい何年たっているのだろうか。もしかしてこれが初訳? 『文芸批評の原理』のほうはずいぶん前に出ていたはずなんだけど。よそでは「文学回帰」も話題になっていたと思うけど、もう一度「新批評」に立ち返ろう、というような動きも並行してあるということになるのかな、うーん。などなど、と考える(ちなみに買いはしなかったけど、いずれは買わなければならないだろう)。


今気がついたけど、この日本語版の副題が「英語教育と文学的判断力の研究」になっている。そうか、これは「英語教育」なのか。なるほど。