実践批評?
昨日は某会ではじめて司会なるものをやらせていただくが、ただの脇役なのにムダに緊張して、いつもの悪い癖(やたら早口になる)が出たと思い、あとでひとり反省。そういえば、詩のセッションのほうでは「素朴批評への回帰」なる話題が出ていたが、今日の散策ついでに立ち寄った書店で、以下の本の翻訳を目撃し、驚愕する。
- 作者: I.A.リチャーズ,I.A. Richards,坂本公延
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 2008/04/08
- メディア: 単行本
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英語初版からいったい何年たっているのだろうか。もしかしてこれが初訳? 『文芸批評の原理』のほうはずいぶん前に出ていたはずなんだけど。よそでは「文学回帰」も話題になっていたと思うけど、もう一度「新批評」に立ち返ろう、というような動きも並行してあるということになるのかな、うーん。などなど、と考える(ちなみに買いはしなかったけど、いずれは買わなければならないだろう)。
今気がついたけど、この日本語版の副題が「英語教育と文学的判断力の研究」になっている。そうか、これは「英語教育」なのか。なるほど。