ディケンズを観る
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どっちもDVDで観る。前者にはハリー・ポッターが出てる(誤解を招くような書き方だけど)。1999年のBBCドラマなので、有名になる前かな。ユライア・ヒープ役が気持ち悪さを出していて、なかなか上手い。しかし彼の手はどうしてぬらぬらしているのだろうか?粘液が分泌されている、とでもいうのかなあ。
後者はどうだろう。オリバーの出生に関する原作の筋が全て切り捨てられていて、映像で2時間弱にまとめるにはししょうがないんだろうけど、でも、そうなると、ブラウンロウ氏のたいへんな親切さが、あまり説得的なものに見えてこない。なぜオリバーはこんなに特別扱いを受けるのか?という問題。でも、バーニー・クラークにはたしかに「高貴なお生まれ」を仄めかす雰囲気が備わってるかも。
古いミュージカル仕立てのバージョンのほうが良いかも知れない。