発言集成

権力、政治、文化(上) エドワード・W・サイード発言集成

権力、政治、文化(上) エドワード・W・サイード発言集成

  
権力、政治、文化(下) エドワード・W・サイード発言集成

権力、政治、文化(下) エドワード・W・サイード発言集成


ご恵贈どうもありがとうございました。とても嬉しいです。


しばらく忙しくてなかなか手に取れなかったが、ようやく今日、まずは第一章から読み始める。枕元に置いて、少しずつ読み進めることにしよう。やはり面白い。鋭い。第一章は1976年、彼が『オリエンタリズム』を刊行する直前のインタビューなのだが、「世俗世界性」という用語に込められたサイードの批評の現況についての深い情勢判断が語られていて、その洞察は四半世紀を経た現在においてもまったく妥当だ、というか、今となってはより緊急性を帯びているような気がしないでもない。うーむ。


ちなみに、ぜんぜん関係ないが198年前の今日(1809年)はチャールズ・ダーウィンの誕生日。ということは生誕200年まで、あと2年。