まちがい


際限なく買ってしまうのが嫌で、しばらくAbeは使わないようにしていたのだが、最近、新しく見えてきた方向性があるので、先日いくつかまとめて注文。そのなかの一冊に、アメリカで1ドル、というのが出ていて、「あーなんかお買い得だな、きっと当時は沢山刷ったのだろうな」と早速注文、今日届いたのを開けて見たら、似たタイトルのまったく別の本を注文していたことに気がついた。


返品するのも手間がかかるし、かといってそのまま放っておくのも悔しいし、こうなったら読んでやる。「オットーはペンギンの雛で、世界の底の彼のお父さんの足の上に住んでいた。世界の底に住んでいる、というのはレオが言ったことで、レオは別のペンギンの雛、彼も自分のお父さんの足のうえに住んでいた。」あ、けっこう面白いじゃない(無理やり)。

でも、挿絵もなかなかしゃれています。Methuen Children's Book(というのがあったことを僕は知らなかった)が1975年に出して、これはMammothというペーパーバックブランドから1993年に再刊されたものらしい。著者のJill Tomlinsonは他にも似たような動物が主人公の子供向け読み物を出しているようで、イラストはSusan Hellard。CGのペンギンが跳ね回る映画とは何か関係が?