飛行機の行き帰り
では主に映画を見ていました。今回はVAを使ってはじめてのロンドン直行便(わりかし頻繁に行っているのにね(笑))だったので余裕があったこともあるし(滞在自体はそれなりに強行軍だったけど)、なによりも選択肢が豊富だったので気になっていた作品を沢山見ることが出来た。
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パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト スペシャル・エディション [DVD]
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最近アマゾンでは日本でまだ公開中、または未公開の映画作品のDVD発売情報も載せているようで、はまぞうを使うと検索結果がちゃんと出てくる。昔と比べてDVD化もずいぶん速くなっているのかもしれない。
僕のお勧めはこの2作目、ウガンダに出現した「スコットランドの最後の王様」の話。大英帝国の20世紀的帰結を考える上でもとても興味深いし、ドラマとしてもぐいぐい見させる。「天使も踏むを恐れるところ」に嬉々として踏み込んでいるように見える主人公の行動に共感出来るかどうかは人それぞれだろうが。その昔大学院の先輩に当たる方がこの原作の邦訳を出していて、訳者割引を頂いて購入した覚えがあるがずっと積ん読になっていた。そちらもあらためてちゃんと読んでみたくなった。
その他の作品についてはあえて言うまでもなくどれも話題作ですよね。
ついでに映画といえば、半年ぶりに会った指導教授はそれはもうきっちりプレッシャーをかけてくれて、お陰でまた少しやる気が出てきた、という顛末はまた別の話として、 "The Lives of Others"(原題は"DAS LEBEN DER ANDEREN")というドイツ映画が彼のなかではここ10年のベストだ、といって勧めてくれた。ニューヨークでは先行公開されていたようだが、英国ではようやく4月第二週にはいってからの公開になる。ちなみにこの邦題は『善き人のためのソナタ』で、すでに2月中旬から公開されていたみたい。まだやっていたら是非に見たい。カタカナの多い最近の映画題名邦訳を考えるとまた、このタイトル、けっこういい感じ。*1