ゴシックの本質

ゴシックの本質

ゴシックの本質


頂きました。ありがとうございました。読みやすい新訳であると同時に、ウィリアム・モリスの序文、きれいな図版、詳細な訳注が本書の価値を高めていると思う。文学史の授業で部分的に紹介したりしているので、これを機にぜひもう一度通読したい。ちなみに図版はすべてラスキン自身の手によるもの(のはず)。美術批評家であると同時に、とてもスケッチが上手かった、というのは、以前どこかで彼の建築物のスケッチを見て思ったことで、表紙のスケッチも『ヴェネツィアの石』より。装丁、帯は緑色で、私の好きな色です。